プログラミング

【体験談】30代IT未経験の凡人が、エンジニア転職した方法【行動あるのみ】

2022-08-13

  • 30代からエンジニア転職はできるだろうか
  • 凡人でもチャンスはある?
  • 実際に転職した人の話を聞いてみたい!


30代からエンジニア転職した放浪太郎(@zzz_6000)です!


エンジニア転職を目指して勉強を続けているけど、「自分みたいな凡人でもうまくいくのだろうか」と、誰しもが不安になるときがあります。

僕も先の見えない未来に不安を抱きながら勉強を進めていました。

なんせ僕は、学歴も経験もスキルも凡人以下でしたからね。


  • 高卒
  • 元工場勤務
  • 空白期間あり
  • まともな資格なし

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まったく誇れるものがない僕ですが、フルリモートのエンジニアとして働くことができました。

今回は、僕がエンジニア転職を果たすまでの具体的なステップを書いていきます。


ラッキー要素が強めですが、すべては行動した結果にすぎません。



努力と行動力が絶対条件ですが、エンジニア転職は可能です


30代からでも、未経験のエンジニア採用はあります。

なぜなら、僕の会社でも「人間性とやる気」が採用の最優先条件だからです。

なので、スキルがないからといって諦める必要はありません。

あの有名なライザップも、ホスピタリティとコミュ力を重視して採用している話は有名ですよね。

スキルなんて、後からなんとでもなります。


あとは本人の努力次第、どれだけ行動できるか。


僕は32歳からプログラミング独学を始めて、半年ほどでエンジニア転職を果たしましたが、転職に至るまではすべてを捨てて1日中勉強してました。

「さすがにこのままではやばい!詰む!」という危機感がハンパじゃなかったですからねぇ。(笑)

腱鞘炎は当たり前、慣れないことだらけでストレス性の過食や、謎の頭痛にもなりました。

とはいえ、普通に考えてわかるように、なんの実績も経験もない凡人が簡単に転職できる訳ありません。

これくらいやらなきゃダメだという思いで勉強してましたよ。



エンジニア転職するための具体的ステップ

  • 目的と目標を決める
  • 勉強を始める
  • 勉強会やセミナーに参加する
  • 転職活動を始める


ざっくりとこんな感じ。

時間があれば、以下の具体的なステップを教えてくれる有益な動画を見てほしいです。

僕はこのステップを、ほぼ再現しました。




準備:具体的な目的と目標を決める

勉強を進める前に、「いつまでに、どうなりたいか」を決めます。

目的と目標がないと、何のために勉強しているかわからなくなって挫折しやすいです。

ゴールのないマラソンはただの地獄ですから。

できれば「より鮮明に、明るい未来が想像できる」設定がいいですね。

勉強のモチベーションがぜんぜん違います。


「とりあえず何かしらのサービスを作ってお金持ちになる!」みたいに、見通しが立たない無理ゲーな設定は、自分の無能さに絶望して脱落してしまいますのでNG。

僕の場合、「1年以内に、リモートワークで働く環境を手に入れる」にしました。



その1:Progateとドットインストールでガチ勉

やはりスタートはここですね。

早速ですが、秒で課金してください。

一旦ドットインストールは後回しにして、まずはProgateです。

僕は色々調べた結果、Web制作が良さげなので、とりあえず言語はPHPに決めました。

手始めにHTML/CSS、その後にPHPを泣きながら勉強しました。


言語選びは割とテキトー

最初はプログラミング言語って何がいいんですか状態だと思います。

「なんかPythonって言語が熱いらしいな、やってみるか!」とか、「フルリモートで働きてぇ、案件が多そうなフロントエンドでいっか」みたいなノリで全然OK。

やりたいことが具体的に決まっている人は、その言語の勉強を進めましょう。

少しずつプログラミングに触れていけば、自分が目指す先に必要な言語がわかってきますから大丈夫です。

まずはやる、じゃないと始まらない。


諦めるには早すぎる

Progateでも、初心者なら十分挫折できるレベルです。

僕も発狂しながら勉強進めてましたよ。


関数で絶望しました…。


とはいえ、この時点で「無理だやめよう、自分には向いてない」は、さすがに早すぎます。

厳しいと思ったらプログラミングからいったん離れて、別の分野の勉強をオススメします。

デザイン、SEOライティング、動画編集など、これからの時代に活躍しそうなスキルに触れて、気が向いたらまたプログラミングに戻ってくるくらいの余裕があっていいんですよ。


つまみ食い作戦でもいいので、とにかく勉強習慣を身につけましょう。


その2:プログラミング勉強会に参加する


僕が意を決して参加したのは、独学を始めて2ヶ月くらいでした。

今の時代はプログラミングスクール戦国時代ですが、僕の経験上「短期のオフライン勉強会」をオススメします。

なぜなら、オフラインでみんな一緒に勉強する環境こそが、圧倒的に成長できる最善の方法だからです。


  • 切磋琢磨すごい
  • 同じレベルの熱量を持った人がいる
  • 様々な経歴の人がいるから面白い
  • みんな苦労しているから「自分だけじゃない」と思える


独学は環境が命です。

独学で心折れる人は、ひとりだからです。

仲間がいないからです。


僕が考える独学で挫折する一番の要因は、感情を共有できないことだと思います。


「わかるわ〜」みたいな共感の声がほしいじゃないですか。

オフラインのメリットは、雑談の中で感情の共有ができることです。

苦労しているのは自分だけじゃないってわかると安心しますよね。

僕が参加したときは、みんな常識人ばかりでプログラミング以外にも勉強になることがいっぱいありました。

一部ですが、オフラインの合宿を行っているスクールを以下にまとめてみましたので、気になった方はチェックしてみてください。


合宿型スクールワークキャリア
無料の合宿スパルタキャンプ
八丈島で合宿短期ITエンジニア育成スクール
Ruby特化合宿Ruby合宿


その3:仕事をもらう、転職する


必死に勉強して、勉強会でさらにレベルアップしたなら、自身を持ってアプライしていきましょう。

とはいえ、凡人がすんなりと転職できる保証はないので、ここは辛くて苦しい期間になります。

即戦力がほしい企業は、そもそも未経験を募集していませんので、とにかく未経験OKの会社を狙い撃ちです。

提示できるようなポートフォリオサイトやアプリを準備しておきましょう。


どれだけ言葉でアピールしても、目で見て分かる成果物のほうがアピールになります。


転職が目的なら、まずはIT企業にジョインすることだけに注力してください。

今後のキャリアを考えるなら、実績を作ることが最優先です。

例えば「3年ほどWeb制作会社で働いてました」という実績があれば、独立してもゼロからスタートよりは楽ですからね。

転職エージェントの力を借りて100件くらい応募すれば、どこかしら引っかかるはずです。


フリーランスが目的なら、営業メールしまくりです。

Web制作はまだまだ需要ありますから、数打てばどこかしら反応してくれます。

そしたら、依頼された仕事を迅速丁寧にこなして、リピートされるように努力しましょう。



IT未経験を待ち受けるブラック企業の罠

未経験者は、残念ながら会社を選べる立場にありませんから、ここはぶっちゃけ運要素強めです。

でもさすがにブラック企業は嫌ですので、徹底的にリサーチして、予防する努力はしましょう。

こんなん入社しないとわからないですよ。

超大手や公務員でもやばい部署、やばい上司、やばい同僚はいますから。


僕の場合は、最高な出会いがあったから転職できた

一気に飛躍してすみませんなんですが、僕の場合は、勉強会での出会いから仕事をもらうことになりました。

まずは委託からってことで、僕のエンジニア人生は始まりました。

「なんだこいつただのラッキーマンかよ」と思われても仕方ない部分もありますが、結局は行動したから今があります。

バッチバチに緊張しながらも勉強会に参加したからこその出会いです。

どこで何があるかわかりません。誰に会うかわかりません。

先程も書きましたが、環境がすべてです。

その環境を変えるためには、外に飛び出す勇気が超大切なんです。


まとめ:結局は行動するか、しないかだけ


以上、僕がエンジニア転職するまでの道のりでした。

僕はプログラミングやるぞと決めて、すべて捨てて猛烈に勉強して、コミュ障なのに勉強会に参加して、そこで縁あって転職できました。

結局は行動力です。

もう耳が痛いでしょうが、凡人が差をつけるにはこれしかない。

楽な道のりなんてないです。

転職したあとも日々勉強、むしろ仕事をゲットしてからが本番です。

それでもエンジニアになりたいという強い意志があれば、なりふり構わず行動できるはず。

小さなことでもいいので、今から始めていきましょう。

外に出れば、何かが変わります。


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  • この記事を書いた人

放浪太郎

地球に優しいアウトドア派。30代から本気でプログラミング独学がんばって、IT企業に転職するも、難しくて逃げる。せどり/転売/古着/ポイ活で日銭稼ぎおじさんに転身。車中泊が好き。

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