田舎暮らし

【体験談】田舎暮らしの車なし生活は、辛くて過酷です【不便】

2022-08-22

  • やっぱり田舎暮らしに車は必須かな?
  • 車なし生活している人の意見を聞きたい!


1年間、田舎で車なし生活していた放浪太郎(@zzz_6000)です!


田舎で車を持たない生活は、都会と違って不便なイメージがあると思います。

思いつきで田舎に移住して「こんなはずじゃなかった…」と後悔したくないですよね。


実際に1年間、ど田舎で車なし生活を送った僕の結論は、「特別な理由がない限り、車はあったほうがいい」です。

田舎の車なし生活は、想像よりも大変ですよ!

この記事では、人口数千人規模のど田舎に移住し、車なし生活をしていた僕が、リアルな車なし生活の実態をお伝えします。

田舎への移住を考えている人は、以下の記事も参考になると思います。



車はなくても暮らせるけど、まじでキツいからオススメできない


生活はできますが、まったくオススメできません。

まぁ一応はなんとかなるって感じですが、車がないとスーパーの買い物すら大変ですよ?

僕が車を持たない理由は、リモートワークで働いているからです。

買い物に行くとしても毎日乗るわけじゃないので、1回あたりのコスパ悪すぎなんですよね。


なので正確に言えば、「普段からよく利用したり、通勤するなら車は買いましょう」です。


通勤で車がない生活は、かなり苦労することになります。

それに、これはひとり身での話なので、家族持ちの場合は車なし生活って難しいんじゃないかなと思います。


車を持つことで時間は作れます


車の維持費よりも、時間のほうがよっぽど大切です。

車の維持費は、税金やメンテ費用などを考えると、毎月10,000円〜30,000円くらいは発生しているのではないでしょうか。

田舎のお給料事情を考えると、見過ごせない数字ですよね。

車を持たないことによって、大きく節約できることは納得です。

ですが、節約したお金に対して、車がないことで失った今までの時間はどうでしょうか。


歩きで1時間かかるとか、1時間に1本のバスに乗るとかキツいですよね。
田舎は電車の本数も少ないので、とにかく不便です。


電車逃したらまじで絶望です。


どこに行くにも距離がありますから、雨の中歩くのもしんどいし、通勤や買い物で大きく時間が消費されるのはもったいない。

それなら他のところで節約を頑張ったり、副業に挑戦するほうがマシです。



自転車、バイクはあり?

マイチャリ


趣味の話は置いておいて、自転車もバイクも天候に大きく左右されます。

原付きは安いしいいなーとは思いますが、バイクは服装もある程度気をつけなくてはいけませんし、ヘルメットも当然必要。


あとここはど田舎ということを忘れてはいけません。

自転車、バイクは、夏場の虫やばいから。

遮るものがないので風もやばいから。

雪降ったらおしまいだから。


それなら、僕は格安の軽がいいと思います。


車が必要な状況が多すぎる


僕は毎日「車ほしー!」と流れ星にお願いしていました。

それくらい車を必要とする頻度が多すぎる。


  • 暑い日、寒い日
  • まとめ買いしたいとき
  • 大きな物を運ぶとき
  • 温泉に行きたいとき
  • 登山などのアウトドアがしたいとき


言い換えれば、車さえあればこの問題は解決できるってことです。

また、車なし生活は、季節によって快適度が大きく変わります。

春・秋は散歩ついでに出かけることができますが、真夏と真冬は地獄です。

僕は雪国の田舎という過酷な環境だったので、冬は遊びにも温泉にも行けませんでした。

日用品はAmazonを使えばいいし、家でできる娯楽はたくさんありますが、ずっと家にいるのも厳しいものがあります。


もちろん、普段の買い物もけっこう大変です。

真夏の太陽の下、凍える雪の中を歩くだけでかなり消耗します。

そんな時は生協に頼りましょう。

以下の記事でまとめてますので、少しでも負担を減らしたい方はぜひ。



車があることで遊びの幅が広がる


田舎には素敵な自然があるのに、よっぽど山の麓や海のそばじゃない限り、車がないと辿り着きません。

登山をするにも、麓まで歩きはさすがに厳しい。

田舎の自然に惹かれて移住したいと思っている人は多いと思います。

せっかく素敵な環境にいるのに、遊びにも行けないってキツくないですか?


  • 登山
  • キャンプ
  • スキー・ボード
  • サーフィン
  • 釣り


車がないことによって、これだけの遊びが難しくなります。

人生は遊んでなんぼです。

自然と関わる趣味がなくても、遠くに買い物や気になるお店に気軽に行きたいですよね。

僕は元バンライファー、車で気軽に遊びにいける楽しみは忘れられません。



レンタカーという選択肢がない

本物の田舎はレンタカーもカーシェアもありません。

僕が住んでいた地域は、ふた駅先まで行かないとレンタカーがありません。

しかも高い。

行くまでの電車の本数が少ない。

帰りは終電が早い。

都会と違って、気軽にレンタカーで出かけることがしんどいんですよ…。


車を持たないことのメリットは「運動」です

田舎の人はちょっとした移動でも車を使いがちですが、車がないと強制的に歩くイベントが発生します。

これはかなり大きなメリットだなと感じてます。

普段から車を使っているぶん、田舎の人は都会に暮らす人より運動不足な傾向にありますからね。


2kmくらいだったらガンガン歩きましょう!


とはいえ、歩いたほうがいいのはわかっていても、いざ出かけるとなったら車使っちゃうんですよねぇ…。

小腹がすいた時、目の前におもむろに置かれたチョコをつまむ気持ちと一緒です。

なので、運動頻度が増えることは、車を持たないことの隠れたメリットと言えるでしょう。



まとめ:節約と快適な生活はトレードオフ


車があることで、日々の生活が快適になることは間違いありません。

僕は1年間車なし生活を送りましたが、そろそろ安い軽を買おうと思います。

理由は、車がないことによる時間の損失が辛すぎるからです。

これは経験しないとはわからないと思います。


田舎暮らしは最高ですが、田舎の車なし生活はまったくオススメしません。

新車や高級車じゃなくていい、やっすいボロい軽でいいんです。

車がないことによって、生活の質が下がったり、ストレスをかかえるのは本末転倒ですよね。

楽しく快適に田舎暮らしを送るためには、車は必要だと考えます。

以上、車を持たない田舎暮らしのリアルでした!


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  • この記事を書いた人

放浪太郎

地球に優しいアウトドア派。30代から本気でプログラミング独学がんばって、IT企業に転職するも、難しくて逃げる。せどり/転売/古着/ポイ活で日銭稼ぎおじさんに転身。車中泊が好き。

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