- 田舎に移住したいけど、向き不向きってあるの?
- 実際に移住した人の意見を聞いてみたい!
ど田舎暮らし経験者の放浪太郎(@zzz_6000)です!
田舎でスローライフ…憧れますよね。
憧れはあるけど、実際にのんびり快適に暮らせるか気になるところだと思います。
この記事では、ど田舎に移住した経験のある僕が考える「田舎暮らしに向いていない人」の特徴をあげてみました。
僕は群馬の郊外育ちなので、移住先での暮らしはそれなりに満足していたのですが、万人にはオススメできません。
都会暮らしも田舎暮らしも、その人の性格・ライフスタイルで向き不向きがありますし、それぞれに良し悪しはあります。
というのも、都会(東京)暮らしが便利で楽しくて、他は考えられないという人もいることを知っているからです。
生き方は千差万別、何事も経験しないとわかりません。
田舎暮らしに向いていない人の特徴5選
- 主体性がない人
- 自然に興味がない人
- 創意工夫、DIY精神がない人
- やりたいことがない人
- 孤独耐性がない人
主体性がない人
もはやこれは田舎暮らしに関わらず、人生においても主体性がない人は不幸になりますね。
なんのために田舎に来たのか?その選択をしたのは誰か?
それは、自分が田舎暮らしをすると決めたからでしょう。
家庭の事情や、仕事の事情(転勤)もあるでしょうが、最終的に「YES」として選んだのは他ならぬ自分です。
なんでもかんでも人の言いなりで、他人の意見や情報を鵜呑みにすると不幸になります。
当たり前ですが、田舎は都会と比べて格段に不便です。
この逆で、簡単に想像できることも、実際に暮らしてみないとわからないことも、田舎暮らしのすべてを受け入れる覚悟がある人は、間違いなく主体的に人生を選んでいる人です。
自ら選んで、自ら行動する。
自分の意志で「田舎に移住した」人と、他人の意志で「田舎移住させられた」人ではまったく楽しみ方が変わるでしょう。
この意識がないと、田舎に来たところで「聞いていた話と違う」と、すぐ去ってしまうのです。
自然に興味がない人
田舎にあるのは田んぼと畑、そしてなにより綺麗な山と海です。
空気も澄んでいて、冬はピンっと張り詰めたような感覚を味わえます。
エンジン音の代わりに、様々な鳥の鳴き声が聞こえます。
野生動物もいますし、虫もそれなりにいます。
自然の魅力に惹かれて移住を決める人が多いと思いますが、言い換えれば、それらを良しとしないと田舎暮らしは楽しめないとも言えます。
都会の賑やかでギラギラした環境がいいと言う人には不向きでしょう。
また、「田舎は好きだけど、住むにはちょっと不便だし遊ぶ場所もないでしょ」って人にも向いていないと思います。
時を忘れて遊び狂ったこどもの頃のように、この地球を遊び場にしちゃいましょう。
山登ろうぜ。
創意工夫、DIY精神がない人
田舎は食事処も少ないし、スーパーやコンビニもささっと行ける距離にありません。
なので、何から何まで外部のサービスを受けてばかりの生活だった人は大変に感じると思います。
田舎は外食のほうが距離的な意味でめんどくさいですし、無論ピザなんてお届けにあがりませんから、自分で作るか自分で買ってくることになります。
ってことは、自炊スキルがないとそれなりに苦労することになります。
田舎はあれもこれも無いので、自分で工夫しないと快適な生活は送れません。
壊れたから自分で直す、破れたから自分で縫う、ラーメン屋がないから自分でラーメン作る。
「俺、自分で何でもやっちゃうよ?」みたい人は適正ありです。
でもこれって楽しいと思いませんか?
僕は普段から、なるべくお得になるべく快適な環境を作るため色々やってます。
やりたいことがない人
都会では暇があると買い物にでかけたり、ふらっとカフェに寄ったり、とにかく何でも手に届く範囲で暇つぶしができます。
田舎はそんなものありませんので、無趣味でやりたいこともない人にとっては地獄かもしれません。
- 登山
- 散歩
- 読書
- 絵を書く
- 家庭菜園
などなど、田舎でしかできない趣味というよりは、都会でもできる趣味が田舎でもできる人が合ってますね。
バーやクラブ、イベントに参加する、ウィンドウショッピングなど、お店ありきな趣味がメインの人には辛いかもしれません。
人生において「暇」は最悪です。
何か熱中できるものがないと、定年後に抜け殻になってしまうサラリーマンと同じになってしまいます。
せっかくなら読書や筋トレが趣味と言えるほどにハマると、心身ともに成長できますからオススメです。
脳をガンガン使いますから、創作の趣味もいいですね。
じーっとスマホを眺める生活とはおさらばしましょう。
孤独耐性がない人
田舎は静かです。
夜の静けさは異常です。
人は夜になるとネガティブな気持ちになりがちなので、ちょっと寂しくなることがあります。
普段から人に囲まれてワイワイやってきた人にとって、最初は田舎のサイレント具合に驚くかもしれません。
田舎だから人付き合いがあって大変と思う人もいるでしょうが、決してそんな事はありません。(もちろん地域差はあるけど)
特に単身田舎に移住する場合、慣れるまでは強烈な孤独感と戦うことになります。
そりゃ今までの環境から変われば、ぶっちゃけ誰だってそうです。
普段からひとりで遊んだり出かけたり、ひとりの時間が大好きな人でないと、もしかすると耐え難いものがあるかもしれません。
最初の頃は、僕も辛かったです。
移住者のコミュニティがあると解決する
移住に積極的な自治体であれば、必ず情報があります。
先輩移住者たちがいれば、話を聞かせてもらったり、そのコミュニティに属することができるかもしれません。
ど田舎では、移住者はちやほやされます。(いい意味で)
そんなウェルカム感がある町であれば、寂しさはだいぶ軽減できると思いますよ。
性格は田舎暮らしの向き不向きに関係ない
- 根暗、陰キャ
- ひきこもり
- 人付き合いが苦手
- 社交的
- ポジティブ・ネガティブ
人それぞれの性格はあまり関係ない気がしますね。
というのも、田舎だからみんな社交的とか飲み好きとかアクティブとかありません。
「田舎は人付き合いが密」という情報だけが先走ってるだけだと思います。
普段の挨拶や地元のお店での些細な会話はけっこうありますが、みんな集まっていえーいなんて、飲み好きな人以外はありません。
田舎住みの人だって人間ですから、働いて帰って寝ますし、予定がなければゴロゴロしてます。
なので、僕のようにひきこもっていても問題ないし、そこまで人付き合いが良くなくても大丈夫。
「田舎だから」という特筆したものありません。
もちろん社交的でポジティブな人のほうが好かれるとは思いますが、そんなんどこにいても同じでしょ。
最低限のコミュ力は必要
言うまでもないですが、人は人の支えなくして楽しく生きていけません。
何千年という長い間、人はコミュニティを形成しながら生きてきましたからね。
群れをはぐれたシマウマは食べられてしまいます。
挨拶できないとか論外です。
田舎はAmazonに頼ることが多いので、配達員さんを笑顔で迎え入れるくらいの余裕はほしいですね。
まとめ:「足るを知る」人になりましょう
田舎に無いものを要求することは間違いです。
田舎の魅力って「空気感と景観」だと思っていますので、イオンを招致したりソーラーパネルを設置することはどうか辞めてほしいと願っています。
そんな感じで色々と言ってきましたが、最強なのは「どこでも楽しく生きていける人」ですね。
都会も楽しめて、田舎も楽しめる。
それぞれに無いものをわかっているから、足るを知る生活ができる。
そんな人には、きっと素敵な田舎暮らしが待っています。
田舎暮らしを楽しめる人は、田舎暮らしを楽しもうとしている人です。