田舎暮らし

【体験談】田舎暮らしの水道光熱費は、都会と比べて高いです【コスパ悪】

2022-09-18

  • 田舎の水道光熱費ってどのくらい?
  • 田舎は都会と比べて安いの?


ど田舎暮らし経験者の放浪太郎(@zzz_6000)です!


田舎暮らしを考えている人は、日々の生活費がどれくらいなのか気になりますよね。

なんとなく田舎は安いイメージがありますが、本当のところはどうなんでしょう。

この記事では、実際にど田舎に移住して暮らしていた僕の実体験を、リアルな数値を交えてお伝えしていきます。


まず結論として、生活費は田舎のほうが高いです!

それでは具体的に見ていきましょう!



「田舎の生活費は安い」は信じなくていい


  • 車が必要
  • 家賃が高い(古い)
  • スーパーの食材が高い(道の駅は安い)
  • ローカルの電車代が高い


などなど、実は田舎暮らしってけっこうお金がかかります。

特に車がない生活はほんと不便。

僕は歩きとチャリで耐えてましたが、ジムニーが夢に出てくるくらい欲しかったです。


過去に乗ってました



ごく一般的な暮らしの水道光熱費は?

  • 朝晩シャワーで10分くらい(冬を除く)
  • 週に2回〜3回くらい湯船につかる
  • 洗濯はドラム式で3日に1回
  • 95%自炊
  • ガスが憎いので電子レンジ多用
  • エアコンは気にせず使う


僕の生活はこんな感じで、ごくごく一般的かなと思います。

水道光熱費に関しては、特に節約は意識していないですね。

この場合の水道光熱費は以下のとおり。


  • (春秋)電気代:3,000円〜5,000円
  • (夏冬)電気代:10,000円〜25,000円
  • 水道代:5,000円
  • ガス代:5,000円


僕は名古屋に3年ほど住んでいたのですが、田舎のほうが明らかに高いですね…。

あと僕はフルリモートだったので、通勤している人よりは電気代がちょいと高いかもしれません。



プロパンガス一択の闇

これは田舎の宿命ですよね。

もはや暴力です。

僕の場合、月に5,000円〜6,000円くらいです。許せない。

「いやいや、都市ガスでもそこまで大きく変わらないでしょ」という声もわかりますが、僕は嫌いなものには1円も払いたくないのです。心理的な問題。

もう避けて通れないので、妥協しましょう。

やろうと思えば、ど節約生活はできるのですが、あまりにも惨めな気持ちになりそうなので、僕はそこまで追い込みません。

料理も湯船に浸かるのも、けっこう楽しみですからね。


自炊なら電子レンジを多用しましょう

僕は煮込みなどの時間のかかる料理はあまりしません。

プロパンガス野郎に貢いでいる気分になるからです。

お湯は電気ケトルだし、パスタが食べたければレンチンで茹でます。

このように、少しでもプロパンガスに抵抗しています。

その点、電子レンジは優等生ですね。

「ブーン、チンッ☆」で幸せを運んできてくれる天使。


水道代には地域差があるという事実

皆さん知ってましたか?

当然、僕は知らずに越してきました。

どこでも一緒じゃね?と思ってました。



これだけの地域差があるとは…北海道が不憫すぎる…。

実家にいた頃は、家族4人でひと月あたり3,000円がいいとこでした。

特に節水を意識しているわけじゃなくて、毎日湯船もためてました。

ですが、今の僕はひとり暮らしでひと月あたり4,000円〜5,000円です。

ひと月あたりですからね?

ってか請求って2ヶ月に1回じゃないの?毎月くるもんなの?

引っ越しした翌月の明細見て「絶対水漏れしてるやん」と疑うほどの料金でした。


仲のいい役場の人に聞くと、


んだな、こんなもんだ、ここ高いよな。


どうやら僕の住んでいた地域は、この料金がデフォっぽいです。

皆さんは田舎に越してくる際、ちゃんと下調べをしてからお越しくださいね。


なんでも最新のほうがいい

僕のアパートは大家さんがめっちゃ頑張ってくれているので、築25年とはいえ、それなりの設備が整ってます。

シーリングライトもあります。LEDです。

気になるのはトイレの勢いがナイアガラなこと。

嫌な思い出までも流すかのような勢いで流れます。

今どきのトイレはもっと節水機能があるんでしょうけど…。


建物が古いから水道光熱費が余計にかかる

我が家に2022年製の最新がつきました


ちなみに、電気代は季節によりますが、真夏でエアコンガンガンに使って8,000円でした。

前にも書いたのですが、築浅のアパートがど田舎にはありません。

なので、最新の機能がついた今どきのナウでヤングな物件よりは、冷暖房費がかかってしまいます。

断熱性能が雑魚ですからね。

最新のエアコンが付いても、外気に熱や冷気を持っていかれがち。

少しでも節約したいので、対策しました。



まとめ:節約よりも快適さを選ぶ


暑いと何もできません。

寒いと心まで凍えます。

光熱費をゴリゴリに削るのが趣味な人以外は、そこまで気にしなくてもいいと思います。

というのも、超節制した場合と気にしない場合でも、水道光熱費の差額ってたぶん数千円ですよね。

僕だったら、その差額を稼ぐほうが楽かなと。

そして何より、節約は苦しいものというより、楽しいものです。

光熱費よりも削れるところ、たくさんありますよね。


田舎でもそれなりの生活費かかりますが、この静けさを求めるなら安いもんです。

そもそも、蛇口をひねれば水が出る世界で生きているだけで、僕らは幸せなのかもしれません。


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  • この記事を書いた人

放浪太郎

地球に優しいアウトドア派。30代から本気でプログラミング独学がんばって、IT企業に転職するも、難しくて逃げる。せどり/転売/古着/ポイ活で日銭稼ぎおじさんに転身。車中泊が好き。

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