- 田舎の水道光熱費ってどのくらい?
- 田舎は都会と比べて安いの?
ど田舎暮らし経験者の放浪太郎(@zzz_6000)です!
田舎暮らしを考えている人は、日々の生活費がどれくらいなのか気になりますよね。
なんとなく田舎は安いイメージがありますが、本当のところはどうなんでしょう。
この記事では、実際にど田舎に移住して暮らしていた僕の実体験を、リアルな数値を交えてお伝えしていきます。
まず結論として、生活費は田舎のほうが高いです!
それでは具体的に見ていきましょう!
「田舎の生活費は安い」は信じなくていい
- 車が必要
- 家賃が高い(古い)
- スーパーの食材が高い(道の駅は安い)
- ローカルの電車代が高い
などなど、実は田舎暮らしってけっこうお金がかかります。
特に車がない生活はほんと不便。
僕は歩きとチャリで耐えてましたが、ジムニーが夢に出てくるくらい欲しかったです。
ごく一般的な暮らしの水道光熱費は?
- 朝晩シャワーで10分くらい(冬を除く)
- 週に2回〜3回くらい湯船につかる
- 洗濯はドラム式で3日に1回
- 95%自炊
- ガスが憎いので電子レンジ多用
- エアコンは気にせず使う
僕の生活はこんな感じで、ごくごく一般的かなと思います。
水道光熱費に関しては、特に節約は意識していないですね。
この場合の水道光熱費は以下のとおり。
- (春秋)電気代:3,000円〜5,000円
- (夏冬)電気代:10,000円〜25,000円
- 水道代:5,000円
- ガス代:5,000円
僕は名古屋に3年ほど住んでいたのですが、田舎のほうが明らかに高いですね…。
あと僕はフルリモートだったので、通勤している人よりは電気代がちょいと高いかもしれません。
プロパンガス一択の闇
これは田舎の宿命ですよね。
もはや暴力です。
僕の場合、月に5,000円〜6,000円くらいです。許せない。
「いやいや、都市ガスでもそこまで大きく変わらないでしょ」という声もわかりますが、僕は嫌いなものには1円も払いたくないのです。心理的な問題。
もう避けて通れないので、妥協しましょう。
やろうと思えば、ど節約生活はできるのですが、あまりにも惨めな気持ちになりそうなので、僕はそこまで追い込みません。
料理も湯船に浸かるのも、けっこう楽しみですからね。
自炊なら電子レンジを多用しましょう
僕は煮込みなどの時間のかかる料理はあまりしません。
プロパンガス野郎に貢いでいる気分になるからです。
お湯は電気ケトルだし、パスタが食べたければレンチンで茹でます。
このように、少しでもプロパンガスに抵抗しています。
その点、電子レンジは優等生ですね。
「ブーン、チンッ☆」で幸せを運んできてくれる天使。
水道代には地域差があるという事実
皆さん知ってましたか?
当然、僕は知らずに越してきました。
どこでも一緒じゃね?と思ってました。
これだけの地域差があるとは…北海道が不憫すぎる…。
実家にいた頃は、家族4人でひと月あたり3,000円がいいとこでした。
特に節水を意識しているわけじゃなくて、毎日湯船もためてました。
ですが、今の僕はひとり暮らしでひと月あたり4,000円〜5,000円です。
ひと月あたりですからね?
ってか請求って2ヶ月に1回じゃないの?毎月くるもんなの?
引っ越しした翌月の明細見て「絶対水漏れしてるやん」と疑うほどの料金でした。
仲のいい役場の人に聞くと、
どうやら僕の住んでいた地域は、この料金がデフォっぽいです。
皆さんは田舎に越してくる際、ちゃんと下調べをしてからお越しくださいね。
なんでも最新のほうがいい
僕のアパートは大家さんがめっちゃ頑張ってくれているので、築25年とはいえ、それなりの設備が整ってます。
シーリングライトもあります。LEDです。
気になるのはトイレの勢いがナイアガラなこと。
嫌な思い出までも流すかのような勢いで流れます。
今どきのトイレはもっと節水機能があるんでしょうけど…。
建物が古いから水道光熱費が余計にかかる
ちなみに、電気代は季節によりますが、真夏でエアコンガンガンに使って8,000円でした。
前にも書いたのですが、築浅のアパートがど田舎にはありません。
なので、最新の機能がついた今どきのナウでヤングな物件よりは、冷暖房費がかかってしまいます。
断熱性能が雑魚ですからね。
最新のエアコンが付いても、外気に熱や冷気を持っていかれがち。
少しでも節約したいので、対策しました。
まとめ:節約よりも快適さを選ぶ
暑いと何もできません。
寒いと心まで凍えます。
光熱費をゴリゴリに削るのが趣味な人以外は、そこまで気にしなくてもいいと思います。
というのも、超節制した場合と気にしない場合でも、水道光熱費の差額ってたぶん数千円ですよね。
僕だったら、その差額を稼ぐほうが楽かなと。
そして何より、節約は苦しいものというより、楽しいものです。
光熱費よりも削れるところ、たくさんありますよね。
田舎でもそれなりの生活費かかりますが、この静けさを求めるなら安いもんです。
そもそも、蛇口をひねれば水が出る世界で生きているだけで、僕らは幸せなのかもしれません。